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前回の投稿では、 『対戦相手(アタッカー)の打点の高さを恐れる事はないんです。打点の高さを意識して思いっきりブロックに跳ぶ必要も無いんです。』 と書きました。

その理由は、
『どんなに高くても、ブロックの上からスパイクを打ち込めるエリアが狭いから』です。

”高い”と言う事はソフトバレーにとって優位である事は間違いありません。では、高さのない人はどうすれば高さのある人と互角に戦えるのでしょうか? それは”幅”です。(※身体の幅じゃないからね!)
ネットの幅は6.1mです。この幅をいかに有効に使うか?がポイントです。

【戦術その1】◆ブロッカーの脇を狙え!
もし、相手チームのブロッカーが高い場合、スパイクはブロッカーの脇を狙うのが有効です。上手いプレーヤーはブロックに跳んだ時、スパイクのコースを消すために空中で手を動かします。でも、手の平は左右に動かせても、脇(腕の付け根)は動かせないでしょう?高さは必要ありません。脇の横を狙うんです。(コース重視)もし、ブロック(脇)に当ってもドシャットにはなりません。殆どの場合は”吸い込み”になるでしょう。

【戦術その2】◆ブロッカーの態勢が整う前に打っちゃえ!
相手チームのブロックが2枚揃っている時、強打しても決まりません!殆どの場合はドシャットかアウトでしょう。ソフトバレーの場合、2枚ブロックを打ち破るのは至難の業です。ではどうすれば良いのでしょうか?答えは簡単!2枚ブロックになる前に打てばいいんです。ブロッカーを1枚にできればブロックをかわしてスパイクする事は可能です。ではどのようにしてブロッカーを1枚にするか書きましょう。

■セッターのフェイク
『振られたっ!』ってよく言いますよね?!これはセッターの技量の要素が 大きいので今回は割愛します。(汗)って言うか、文章で表現するのが難しいです。 でも、いつか必ずこのメルマガで公開することをお約束します。

■並行トス
殆どのチームでは並行トスやBクイックなどを使っていると思いますが、セッターがネットのセンターから上げる並行トス(距離にして約3m)では相手ブロッカーは2枚揃ってしまいます。(汗)ところが4m位離れた位置から並行トスを上げると、ブロッカーは着いて行けなくなります。 何故ならば・・・。自チームのサーブカットをライト側に返した時、相手ブロッカーはライト側の攻撃に備えて、右へ移動するからです。その時、レフトへ並行トスを上げれば、ブロッカーは1枚になります。もし、相手ブロッカーが右へ移動していなければ、そのままライトへ低めのトスを上げれば1枚ブロックです。あとはスパイカーが1枚ブロックを避けてスパイクするだけです。(爆)

■2段攻撃(ツーアタック)
このツーアタック!実は公開したくないネタのひとつでした。(汗)ラリー中、ツーアタックに備えて2枚ブロックの準備をしているチームは殆どありません!理屈抜きでツーアタックしてみてください。決まります!ブロックは1枚しかありません。場合によってはノーブロックです。強く打つ必要はありません。予期しない攻撃に対して相手レシーバーの反応が遅れるので面白いように決まります。 試合中、ツーアタック対策で相手ブロッカーがあなたをマークしてきたら、逆サイドのアタッカーへトスを上げます。もちろんブロックは1枚しかついて来れないので決まります。(笑)

上記の戦術1・2に”高さ”は必要ありません。 1枚ブロックをかわせる技術(コースの打ち分け)だけがあれば十分です。日々のスパイク練習では1枚ブロックをかわす練習をする事をお薦めします。 検討を祈ります。

■■筆者の思うこと・・・■■
【おまけ・・・】 試合中、いつも”ナイストス”が上がるとは限りませんよね!? (サーブカットが悪い時は特にね・・・) 場合によっては、乱れたトスの方が多い時もあります。でも乱れたトスが有効な時もあるんです。それは俗に言う”割れたトス”です。 ネットから遠く離れたトスの場合、相手ブロッカーは自チームの攻撃に備えてブロックに跳ばない事があります。チャンスボールが返ってくる事を期待しているんですね!そんな時、多少強引でもスパイクを打てばノーブロックなので決まります。もし、ブロッカーが跳んでいても、ボールとブロッカーの距離が離れているのでスパイクを打てる角度(コース)が通常より広くなり、ブロックされる確立は低くなります。いつも出来るプレーではありませんが、「ここぞっ!」という時に決まれば、一気に試合の流れを自チームに持ってくる事が可能です。(笑)