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今まで配信していた情報は、攻撃に関するものでした。 ・・・なので、「女性選手には面白くないかな?」って思い、急遽、レシーブの事を書く事にしました。

レシーブを上手くなる為には、試合の状況を的確に判断する事が必要です。試合の状況とは、相手セッターが上げたトスの位置、アタッカーの姿勢、自チームのブロックの位置等々です。
まず、相手セッターが上げたトスの位置ですが、「流れたトスなのかどうか?」「ネットから離れたトスか?ネット上のトスか?」により、レシーブ体系が変わります。 ※もっと色々なパターンがありますが、代表的なものだけね・・・。

【流れたトスの場合】
アンテナ付近まで伸びちゃったヤツね! この場合、ストレートスパイクは絶対にありません。だってストレートに打ったらアンテナに当っちゃいますからね。クロスしか有り得ないのに、ストレート側にレシーブポジションをとっている選手を見かけます。特にクロス側のレシーバーはネット際まで突っ込んでいくべきです。状況を判断しないで、いつも通りのポジションでは自らチャンスを放棄しているようなものです。ストレート側のレシーバーが気を付けるのはワンチのボールとブロックアウトだけです。

【ネットから離れたトスの場合】

離れたトスの場合、ネット際(アタックライン?)への強打はあり得ません。 相手アタッカーができる攻撃のパターンとしては下記のとおり。(笑)

1.とにかく強打する→かなりリスキー
2.ブロッカーの後ろへフェイント
3.クロスのネット際へフェイント
4.コートの奥を狙ったループ

では、この場合のレシーブポジションを解説します。
<1.の場合> 自チームのブロックの位置を確認してください。一枚なのか二枚なのか?そして相手アタッカーが見える位置にポジションを取ってください。万が一、強打があるとすればブロックをかわされた時です。相手アタッカーが見れる位置に居るという事は正面にボールが来ます。あとはボールを上げるだけです。

<2.3.4.の場合>←今回のポイントです!
まず本題に入る前に、人間の反応について書きますね。前にダッシュするのと後ろへダッシュするのとどちらが速いですか?これは聞くまでもなく”前”です。・・・という事は前のフェイントを意識し過ぎてコートの前方にレシーブポジションをとると後方のループが取れなくなってしまいます。では何処にポジションすればいいのでしょうか?

ここからが誰も明かさなかったネタです。
練習中の空いた時間に是非試してもらいたい事があります。それは・・・コートの奥にポジションをとり、ネット越しでアタッカーにコートの奥へボールを投げてもらいます。そしてあなたはそのボールをオーバーハンドでキャッチできる位置まで前に出てきます。オーバーハンドでキャッチできる位置があなたのレシーブポジションです。その位置でオーバーハンドできないボールはアウトです。この感覚を身に付ければボールのイン・アウトの判断ができる様になります。


おそらく平均的なレシーバーならば、エンドラインより1.5m位の位置になるでしょう。後ろのボールへの反応が速い選手の場合はもう少し前にポジションをとっても良いでしょう。そして前へのフェイントはその位置からダッシュします。レシーバーの個人差や試合の状況などがあるので、このポジションで全部カバーできる訳ではありませんが、この事を知っているのと知らないのでは天と地ほどの差がありますよ。 検討を祈ります。

■■筆者の思うこと・・・■■
僕は対戦するチームのレシーバーを事前にチェックします。しかも一点だけ! えっ?どこをチェックするかって?本当は教えたくない事ですが・・・(汗)

それは・・・ 「ラリー中、レシーバーが元のポジションに戻っているか?」です。 レシーバーの基本的な動きとして、自チームの攻撃の時はブロックカバーの為、 前に出てきますよね?!問題はその後です。
相手コートにボールを返した時、レシーバーは相手の攻撃に備えて、レシーブ態勢を整えなければいけません。それが出来ているかどうかをチェックします。 出来ていないチームの殆どは奥が”ガラ空き”です。頑張って元のポジションへ戻ってください。